他の歴史世界から来たと自称する男に会いましたスレより
1 名前:オーバーテクナナシー 2008/07/28(月) 18:04:31 ID:cVuHLxIV 私は、他の歴史世界から来たと自称する男に会いました。
作り事のように思えるでしょうが、少なくともその男に会ったのは事実なのです。
彼の話を聞いていると、まるで現実の出来事が幻のように思えてなりません。
一体、彼の話は本当なのでしょうか?もしそうだとすると、
テロだ不況だと騒いでいる私達はとてつも無く幸運な存在なのでしょうか。
私の他に、これと似た話を聞いた事がある人は居ますでしょうか。
44 :オーバーテクナナシー:2008/08/05(火) 01:37:48 ID:hy0iecU7 「私はあの世界とこの世界を分ける歴史の分岐点はどこだったか調べたよ。
要因の一つは日露戦争にあったろう。
こちらの世界では日本は戦争に勝ち、その後中国大陸に地歩を置いて
アジアに勢力を保ち得たお陰で、第二次大戦に能動的に参戦し、
敗退して後も戦前のノウハウを生かして戦後復興を成し遂げたんだ。
こんなに繁栄しているとは今でも信じられないな。これで不況だとか言っている奴はそうとうな怠け者だと思うよ。
他の分岐点はおそらく20世紀に入ってからの米国やロシアの振る舞いにあるだろう。
なぜこちらの世界ではロシア革命が1921年では無く1917年だったのか、
米国の第二次大戦時の大統領がウィルキーではなくルーズベルトなのか、まだ分からない。
ただ一つ言えるのは米国の勝利は世界人民にとって福音であったと言う事だ。
昨今のテロや戦争は米国が結局のところ、ナチスドイツやソ連と何ら変らない本質を抱えている事を示唆しているが、
少なくとも米国が表向き標榜する自由民主主義は世界人民の大多数が支持する所だろう。
自由民主主義は誰もが自由な意思と行動を保ち、また尊重し合っていける。
あの世界では全てが逆で、世界人民の大多数が抑圧され、思想と行動を制限され、誰もが互いの意見を尊重していない。
密告が通例であり暗黙の内にリンチや暗殺が日常茶飯事になっている。大多数が飢え、富はごく一部の人間に握られている。
だから本当にこの世界に来て良かったと思う。
ただ、気掛かりなのは私の妻と子供二人があの世界に置き去りだという事だ。
多分私はあの連絡船攻撃で死んだと伝えられているだろう。それがあの状況では当然だからだ。
だけど出来れば私の家族をこの世界に連れて来たいと願っている。
だから今は貿易会社のつてでロシアにある某物理研究所と連絡を取っている。
そこは、量子宇宙物理学を専門で研究しているそうだ。
研究所の所員にいきさつを話すと、私の話は信じられないと言ったが
巨視レベルで異なる時空連続体と情報を伝達する事は可能だそうで、
その先の話は私には理解出来なかったが、どうやら見込みはありそうなのは分かった。
しかし、もしあの世界と連絡が取る技術が開発されるにしても、
完成までに何年もかかるだろう。しかし私にはそれ以外に待つべきものが無い。
一生かかっても待つよ。」
45 :オーバーテクナナシー:2008/08/05(火) 02:45:20 ID:uKPQaSbI 日本人民共和国www
54 :オーバーテクナナシー:2008/08/08(金) 08:38:43 ID:pnpMiMJ8 ここを読んだ影響で、試しにちょっと面白半分に電車の中で、
私の声が聞こえる人いたらこちらを見て!っと、心の中で呼びかけた瞬間、
遠くに立っていた若い男性がこちらを見ました。
マジ?私の言葉が聞こえるんですか?と聞いたらそれきり反応なし。
替わりに、後ろ向きで近くに立っていた年配の男性が、絶妙なタイミングでふり向いて私を見たんです。
年齢などいろいろ質問してみたら、どんどん答えが返ってくる(名前はオカダさん)。
その男性、わざわざ振り返り私と目が合う事三度。
勿論、会話は声を使っていません。偶然とは言え、ちょっと面白い体験でした。
55 :オーバーテクナナシー:2008/08/08(金) 10:50:11 ID:0sjq46XS 病院に行ってちょっと面白い体験をする事をお勧めします。
75 :オーバーテクナナシー:2008/08/26(火) 23:23:22 ID:NQy2D5Mu もし北海道に彼が戻ってきたら教えて欲しい。
俺もそこのバーに行って話を聞きたい。
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